みなさん!
こんにちは
POWERS代表の狩俣です
最近まで、一週間ぐらいダウンしていました
かなりの高熱とせきで体がだるく、全く動けませんでした
それによって失った時間のロスがあまりにも大きく感じている今日この頃です
病気になると、お金もかかるし、時間もとられるし、心が沈むしで良いこと何もないです
やっぱり健康第一ですね
皆さんも、ビタミンCをとって風邪に負けないようにしていきましょう
さて、前回で「行動をほめる」「存在をほめる」という2つの褒めるポイントを教えましたが、今回は
「褒めることの欠落の問題点」についてお話していこうと思います
2つの中で、一番不足してはいけないことが「存在を褒める」ことです
昔と変わって現代のここ十年ほどの少年事件を見ていると加害者の少年たちに人間として大切なものが欠落していると感じます
その一つは
「社会的能力」です
お言葉の通り、社会で生きていくための能力です。
自分の気持ちを伝える、人と仲良くする、結果を予測して行動する、その場の状況を適切に判断するetc。そういった知恵、技能が未熟すぎるのです
もう一つは
「情緒的能力」。
つまり、心をコントロールする力です
思いやり、やさしさ、豊かな感情を持って人の悲しみetcを感じる、そして受け止めてあげる力も足りていません
この二つの能力は「存在を褒める」言葉の中で育まれるものだと考えます
「安心して」「大好きだよ」「生まれてきてくれてママほんと嬉しい、ありがとう」という思いやりに包まれて育つからこそ他者を思いやる気持ちを育てることができるわけですよ
みなさんのお母さんも皆さんを思いやりで包んできたからこそ、今あなたは思いやりや優しさにあふれた人になっているに違いありません
感謝、感謝
では、この事をされていない子または不足した子はどうなるのか
将来が不安ですね
幼児期~児童期間に褒めることがベストですが、それをしなくてもその時期では問題は表面化しません
問題に現れてくるのは・・・
中学生以降です
思春期の頃になると、彼らの心には数年もかけて積み上げられてきたバツが並び、マルはほとんどない状態です
そのため、自分を価値のない人間だと見放し、自分の心と体を粗末に扱います
ましてや、他人を思いやることなどもってのほかです
「そういうことしてはダメ」といってもかたくなな心はもう聞きません
自分も人も信じていないわけですから、怒られると憎しみを抱くだけです
だからこそ、子どもが小さい幼いときにしっかりとたくさんマルをつけてあげてください
「じゃあ、あとになって気づいてもあとのまつりじゃない」と思った方、思春期になっても遅すぎることはありません
時間はかなりかかりますが、「あなたが居て良かった」と愛情を強く伝え続けてください。きっと届きます
次回は、褒めることは褒めることでも気をつけて褒めてほしいです。褒めるタイミングというのも大事になってきます。
次回のテーマは
「褒めるときに気をつけること」です
参考文献:「わが子のやる気スイッチはいつ入る?」 著者:菅野 純