みなさんこんにちは
POWERS代表の狩俣です
今年、こどものやる気アップの記事投稿は初めてになります
今年もどうぞ、POWERSをよろしくお願いします
また、ブログの方も今年もたくさんご覧ください
最近も、寒くなってきているので風邪には気をつけてくださいね
今回は前回の記事で、やる気を育てるために大事なことを①~⑥までありました
かなり前の投稿でしたので、忘れてしまった方はもう一度読み返してみてくださいね
復習として
やる気を育てるために大事なこと
①「やる気のズレ」は親が歩み寄る
②「やる気=勉強のやる気」に限定しない
③やる気のスイッチが入らない理由を知る
④スイッチを入れるためのきっかけづくり
⑤必要に応じた情報を与える
⑥子どものセルフイメージを高める
今回は3つ目の
「やる気のスイッチが入らない理由を知る」です
前回では、子どもに自分でやる気のスイッチを押してもらえるようにするためにといいました
でも、なかには親が「やる気のスイッチを押す手助け」をしたほうがいいケースもあります
それは、こどもに対して、こどもがやる気がでる環境になっていないときです
もしも、急激に子どものやる気がなくなってきているとか、成績がガクンと下がる、身なりを全く気にしなくなるとか
そういったことが起こるとSOSサインである可能性が大きいです
わが子を常に観察して、子どもがやる気がないならなぜそうなっているのか考えて、洗い出してみましょう
友人、先生、塾や習い事それらを親が知っているのと知らないのとでは大違いです
おうちで兄弟と比較されている、学校で先生にいつも叱られている、努力が実を結ばない・・・家庭の関係等
これらを紙に書き出してみましょう
しかし、それでもわからないことがあります
その場合は、やはり直接子どもに聞いてみてもいいと思います
しかし、そのときに気をつけていただきたいのが、「なぜ?」「どうして?」という言葉を使わないということです
この言葉は、理由を問うというよりは、相手を責めるときの表現に使われる事が多いです
「あなた」ではなく「私は」を主語にして話すことが大事です
例えば、「私は、やる気がなさそうなあなたが心配」とこんなふうに語ってみてはいかがでしょうか
まずは、親が多方面から理由を考えて、子どもには「心配している」事を伝えるというプロセスを経たあとで初めて「どうして?」「なぜ?」と聞くことです
急になぜはこどもは答えません!
原因が見えてきたら、解決に努力をします
家庭が原因なら、大人の問題に子どもを巻き込まないようにできることを考えなくてはいけません
友人関係などは、親ができることは少ないですが、一緒に考えてあげるだけでも子どもの心のエネルギーを与えることになるのです
次回は、子どものやる気を育てる大事なことの4つ目の「スイッチを入れるためのきっかけづくり」についてお話していきたいと思います
良く分からないことがあれば、コメント欄やPOWERSのGmailに送っていただければお返事を致します
参考文献:「わが子のやる気スイッチはいつ入る?」 著者:菅野 純