こんにちは!
代表の狩俣です
今日の天候は雨模様で、気分もダウン傾向にあります
さて、今日は
「思春期のお子さんにどのように接していけばよいのか」についてお話しさせていただきます
前回は
思春期のこどもの反抗期の度合いの違いについてお話ししました
もう一度復習したい方は前回のページをご覧になってください
本題に入りますが、お母さんが思春期のこどもに対して接していくときはとても大変な事も起こりえると思います。
思春期のお子さんに対して前と大きく変化した事に親は不安をかきたてたりします。
こどもの変化を受け入れられずに「以前のあの子に戻ってほしい」等と願う親は少なくありません
そういった意見を持ったお母さん方が子育て相談室に多く訪れることが多いそうです
「最近はぶらぶら遊んでばっかりで学校の成績が前より落ち込んでいるので、中1の時に戻したい」とおっしゃるおやもいるそうです
しかし、それは
間違った考え方ということを言わせてください
そういった言葉にはどこかにその子なりの標準点があると親が思いこんでいることがわかります
的確なアプローチをすれば、きっと前のこどもに戻ってくれるだろうと信じていませんか?
標準点から「上がった」「下がった」ではなく、こどもが「成長した」「前進した」という見方をしてほしいです
こどもの変化はグラフに描かれるラインと見るのではなく道のりなのだと考えていただければ、今のこどもも受け入れられると思います。
人生の道は決してへいたんなものではなく、山もあれば谷もあるです
「以前のあの子」は通過点に過ぎないのです。
「以前のあの子にもどって」というのはせっかくここまでたどり着いた事実を無視して、楽に歩けていたこども専用の道に戻ってくれとメッセージを送っているものなのです
つまり、思春期に挫折のようなもの後退して見えるようなものがあったとしても成長のだと受け止めてあげることが親に求められる姿勢なのです。
なるほど・・・。大学生の狩俣も何も勉強もせず遊びまわっていた時期がありましたなぁ~
でも、お母さんは見守ってくれていたような気がします
人に前は優しかったのに学校で悪い子どもとつるんで遊んで人に優しくなくなってしまったんじゃないかとよく言われていますが、今考えるとそういった子ども達も思春期で何かにぶつかって心が揺らいでいる最中でその道のりを歩いている途中だったのかなと思います
とても勉強になりました。考え方変わりますね
次回もあと一つ「思春期のお子さんにどのように接していけばいいのか」についてお話していこうと思います。
次回をお楽しみに~
参考文献:「我が子のやる気スイッチはいつ入る?」 著者:管野 純