こどものやる気アップ part8

こども教育サークル  パワーズ

2011年09月26日 13:12

おはようございます



パワーズ代表の狩俣です



今日もすがすがしい朝ですね




最近、新都心の新都心公園に車を止めて、カフェ1or8に行くのですが、新都心公園はなんか子ども達の笑い声が多くあふれていました。




昼前の休日の新都心公園は夢があふれているなぁとつくづく思います
楽しそうに遊んでいる子どもたちを見るとなんか癒されますね




僕もあの仲間に入って遊んでみたいなと思うのですが、いきなり入ると変なおっさんだと思われかねないので、やめときす。



ここで、一句「幸せ、喜び、悲しみは いつも自分の 心が決める」 by カーリイ







さてさて、今日は結構前の続きになるのですが、「こどものやる気アップ part8」です。



この前は、勉強会でパタパタ、バタバタ、ドンドンしていたので少し更新が遅れてしまいました



今日は「思春期の子ども達のやる気」について説明していきたいと思います



みなさんは、小学校の高学年、中学校1,2年生のお子さんをお持ちでしょうか?




小学校の高学年ぐらいから、中学校1,2年生ぐらいまでは思春期の時期です。自己探求の時期です



そういう時期の子ども達は、「建物」に例えると建物の「内面の工事作業中」です。




周囲から、「綺麗なマンションになりそう」と期待の声が聞こえてきたりししますが、まだ外壁工事中なので「まだ完成してないんだから私にもどうなるかわからないわよ」「自分でもよくわからないんだから、話しかけるんじゃねぇよ!」
という状態でしょう



「外壁工事」はまだまだ先のことです





つまり、苦労しながら「自分」という内面を深く掘り下げて、基本となる「柱」を立てている状態と考えてもらえればいいです





この工事は作業をしているので、大きくガタガタとゆれることがあります。周囲を巻き込んでしまうほど大きく揺れてしまうこともあります



その揺れに耐えきれず建物が崩壊して、心が不安定な子が出てきます。



ここで、大事なのが、この前お話した「心の土台」です。



この時期に心の土台が小さかったり、不安定な状態だったりするとかなり崩れやすくなります





親から見ると、子どもが「何をしようとしているんだろう」「何を考えているのだろう」と思う時もあると思いますが、それは子どもが多くの興味を持ってきている表れなのかもしれません。
理由として考えられることは、子どもの興味の対象が広がっている事、深くなっている事です




子どもが興味を持ってくれるものは様々です。
今までは、塾、スポーツ、テレビ、ゲーム、漫画だけの世界であったのが、部活動、生徒会、ファッション、芸能界、小説、インターネット、バイト等さまざまな範囲に興味を持ってきます



それにともなって関わる人も変わってきます。異性、子どもをターゲットにして商売をしている人、など様々です。



興味の範囲を広げてくれるのことはとても良いことですが、半面、 危険もかなり増えることになります





広がりだけでなく、深さも思春期の特徴でもあります。




例えば、「アイドル」⇒AKB48、韓流のぺさんetc



最初はテレビや雑誌にかじりついていた子がいつしかインターネットでファンクラブに入るようになったり、チケットが手に入ると友達でコンサートに行ったり、追っかけをしたりします。さらには、そういう人に憧れて芸能界を目指す等



大人になって私たちにだって、そういった経験はきっとあるはずです。
今でも、AKBが大好きですよね
思春期ではないので、かわいい子が好きなだけですか・・・



今や、インターネットを使わない日はありません。
そういったバーチャルな世界、仮想世界では思春期の子ども達の興味を沸き立たせるようなツールが多く、問題になってくることもあります



例えば、アダルトサイト、出会い系サイト、mixyやフェイスブックなどあります。


どこのだれかわからない人と交流、お話、出会う事までできる時代です



私狩俣も最近、那覇国際高校前で小学生1,2年生ぐらいの女の子が携帯電話(ウィルコム)を耳にあてて笑顔で楽しく会話してあるいているのを見て、私の学生時代とは大きく変わって小学生まで携帯を持つまでになってしまったんだなと実感したのと同時に、便利になった子ども達の周りにとても危険が増えたことに少し恐怖も感じました



狩俣の学生時代は、雨が降ったり何かトラブルが起きると公衆電話に駆け込んだものでした・・・



そういったインターネットのチャットサイトで問題になった事件が、まだ記憶に新しい「秋葉原無差別殺傷事件」




その事件の被告の加藤被告は携帯から発信していたようですが、発信履歴からネットの世界の人々に救いを求めていたことがうかがえたそうです


その世界の人は違う顔を持っています。ってか当たり前ですよね。


つまり、人の事を何も思わない人は他人の事は何も思いません。現実世界では誰も助けようとはしません


助けようとすれば、自分の時間を削ってしまうことにもなりますし、お金を犠牲にしかねませんから



しかし、インターネットの世界だと人に優しくなることができるのです。だって、一時的な慰めの言葉やコメント、応援の言葉等には何の責任も負わなくてもいいんですからねん


ちょっとやばくなったり、面倒臭くなれば、すぐにネットを閉じて逃げてしまえばいいわけです。



今、ブログを打っている私狩俣もなんか気分が暗くなります。恐ろしい世界ですよね



殺傷事件もこのような間違った世界を信じてしまったことにあるみたいですよ~



思春期の不安定さは、これだけではありません。
苦しいが、「今何が苦しいのか」「この苦しさをどう表現すればいいのだろう」と言葉にできないでいる子もいます



その苦しさから解放さえようとびっくりするような行動に移し始めたりします



例えば、友達と喧嘩が多くなったり、ツッパリになってみたり、沖縄特有のバイクで乗り回すなど今の自分がわからない、今のどうすればいいのかわからないから何か居場所を探しているのだと思います



なるへそ
私狩俣も、なんか火遊びをしたくなって友達と火遊びをして回ったり、秘密基地を作って部外者と喧嘩したり、自転車で糸満市~うるま市の海中道路までひたすら北を目指した事、自転車で50段ぐらいある階段をスリル満点駆け降りた事もありましたよん懐かしい。



さまざまなことに興味が広がっていくことで先に何が待っているか、落とし穴があるかもしれないという事に気づいて、それをやめる判断を下せるのも心の土台が必要です
バーチャルの世界でなくて、現実の世界に助けを求めることも心の土台が必要です



「これじゃ駄目だよな」「このままじゃオレ、だめな人間になっちまうぜぃ。チョリッス!」などと考えられるようになるかどうかです



この判断が下すことができなかった子どもは友達を集団暴行をしたり、ホームレスを殺してしまうほどになってしまうのです


本を読んだりして、アレンジしてブログにみなさんに伝えているのですが、かなり子どもに関して勉強になっています。
もっと多く勉強をしていこうと思います。



かなり、長い話になってしまいましたが、今回は思春期の子ども達はどういう子どもたちか、思春期がどういうものなのかをお話しさせていただきました

次回も「思春期の子ども達」というテーマで、part2では、思春期はなぜ個人差があるのか。また、思春期の子ども達に親はどう接していけばよいのかをお話していこうと思います。








参考著書:「わが子のやる気スイッチはいつ入る?」 著者:管野 純

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